Vim で開いたら改行が " ^M " になっていたときの対処法

Vim で開いたファイルに,本来改行が入るはずの場所が "^M" に置き換わっていた.
これに対して,Vim における文字列の一括置換を用いて解決した.

❖ 背景

サーバにアップロードしたファイルを Vim で編集しようと試みたところ,
改行がすべて " ^M " に置き換わっており,1行のとても長いテキストと化していた.

これでは見ずらく,編集する箇所も見つけにくい.そして何より編集しづらい.

 

❖  Vim による"^M"の一括置換

Vim で文字列 (foo) を別の文字列 (bar) に置換するには,以下を実行する. 

    :%s/foo/bar/g


今回,"^M" を"改行"に置換するため,以下を実行した.

    :%s/^M/\r/g

ここで,"^M"は文字列ではなく,改行コードなので,入力時には,
     「 Ctrl 」+「 v 」+「 m 」
と入力する必要がある.

また,OSによって改行コードが " \r " と " \n " の場合があるので,場合によって使い分ける必要がある.

 

おわりに

今回,Vim で開いたファイルの改行すべきところに " ^M "が表示されていたときの対処法を紹介した.

Vim での一括置換の方法を紹介したが,指定行のみの置換などのより細かいオプションを知りたい者や,そもそも Vim の使い方がわからない者については,検索せよ,さらば与えられん.